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こんにちは!{さや鼻}です◯

今日は大阪府泉南郡岬町にある「すまいるはうす」さんで行われていた、子育て相談会(詳細はこちら)にお邪魔してきました。(※写真は最寄り駅、南海線淡輪駅。駅でたった一人という面白い体験をしました!)

お母さんたち、、、、ものすごく頑張ってます。

あの手この手を考えて、ひきこもりの我が子を外に連れ出そうとしたり、不登校の我が子の未来を案じて予備校を探したり。それ以外にも、学校以外の場所へ行くにはお金もかかるのでお金を稼ぎにでかけたり。

いやもう本当に頭が下がります。

だって、だれしもが「子育て」の勉強をして母や父になるわけじゃないんです。大抵の方が、突然、育てられる側から育てる側になるんです。 突然のことに動揺しながらも、前へ進もうと奮闘する、、、、そんなお母さんたちをみて、毎回涙目になってしまいます。

わたしの運営しているフリースクールでは、サドベリー教育を取り入れています。

サドベリー教育(別名:デモクラティックスクール)の特色は、こどもたちに全てを決める権利があること。大人は子どもを100%信頼することにあります。学校だってこどもが運営するんですから!

わたしは毎度お母さんたちの悲痛の叫びを聞きながら、こう叫んでいます。

一緒にこどもを100%信頼してみましょう!

と。どういうこと?

こどもが決めたことを見守り応援する
ということです。

学校に行きたくないということであればその気持ちを尊重する。

わかります。…難しい…ですね。

だって、"普通"に学校にいって、"普通"に勉強して、"普通"に就職をしてほしいですもんね。途中までいっていた予備校を今やめたらお金がもったいないですもんね。

わかります。わかるんですが、、、、
お母さんたちの精神を削って悩んでいる時間のほうが絶対もったいないです。

こどもは賢い。自分で選んだ選択の後始末は自分でします。中卒で仕事をはじめ、社会に出てやっぱり勉強が必要だな!と思ったら、そのときやっと「本当の勉強」をするんです。高校を中退したければ、させてあげたらいいと思います。

親が決めた人生を生きているこどもは、「学校や予備校にいってやってるんだ。」と思います。そして何かに挫折したら、それを親のせいにするんです。

15歳だから 高校にいかないとおかしい
22歳だから 会社に就職しないとおかしい
40歳だから 宇宙飛行士を目指すなんておかしい
50歳だから 高校に入り直すなんておかしい

おかしい…ですか?
もう一度、考えてみてください。

世間一般の"普通"という綱に必死にしがみついているのなら、思いっきり飛び降りませんか?
一人でするのが難しければ、飛び降りるサポートをわたしにさせてください。

世間は何か脅しをしてくるかもしれません。でもわたしは、その人がやりたい!したい!と思ったときにそれをするのが一番自然だと思うんです。ストレスが多いのは、自分のわがままな気持ちに向き合って生きていないからです。

飛び降りることは、諦めではなく、明らかに見る、あきらめです。

飛び降りてようやく、自分のこと、こどものことが落ち着いて見えるようになります。

少し話が逸れますが、恐怖症の治療法に怖いものに体当たりしていく方法があります。(森田療法という日本生まれの心理療法から学んだのですが)
起こる前から、怖い怖いと心配をするので問題が解決しない。起こってから考える…というように気持ちを「あるがまま」にさせてあげると、問題は解決するというものです。

例えば、あそこは幽霊が出る!という恐怖心。その恐怖心を消したい!ともがくのではなく、幽霊がいたらいたでしょうがない、と決心しあきらめる。そうすると、実はただの柳だったりする。すると2回目からはもう嘘のようにその恐怖心は消えてなくなるのです。

飛び降りるのは、確かに怖い。
足元が見えず暗い穴の中に落ちてしまうのではないかと、飛び降りる前はものすごく不安で怖いと思います。

飛び降りる前に想像しうる問題を悩むのではなく、
飛び降りた後に起こった問題に取り組めば、きっと親子関係はうまくいきます。


紛れもなく、こどもは失敗をして成長します。
信じて、自由にしてあげましょう。

じゃ今日はこのへんで。Seeya!