おはようございます!{さや鼻}です○
久しぶりの更新です。書きたいことは山のようになっているのに、最近なかなか書く気になりませんでした。 気が向くままに、シェアさせてもらえたらと思っていますので、気が向くままに読んでください〜
さて、今日は {アートってなに? アーティストってなに?} というお話。
先日、大阪の名村造船所跡地というアートスペースにて大きな大きなキャラクターを立てるお手伝いをしました。フェンスなんかと比べてもらえると分かりやすいのですが、かなり大きいです。
立ち上がった瞬間「わーすごい!」と声が出ました。
そこへたまたま通りがかったおじちゃんがワクワクした顔で、携帯で写真をとっていました。それからわたしに「これはなんや」と尋ねました。わたしもこれを制作したアーティストのことはよく分からなかったので、ひとまず「アート作品です」と答えました。するとおじちゃんはシュッとワクワクした顔を引っ込め「なんやアートか、わしにはわからん」とでも言いたそうに首を傾げて行ってしまいました。
なるほど。「アート」ということばは、どうやらあまりよくないようです。
敷居が高く、素人にはわからない、いや、わからせてたまるか!と言わんばかりのことばのレッテルを感じました。
わたしは思うのです。アートって、特別なものじゃない。照明をおとした美術館で飾られているものだけじゃない。むしろもっと身近にあって、わってびっくりしたり、う〜んってうなったり、まっすぐな路を急に走りたくなったり、その衝動・人のエネルギーがカタチになっているだけだから、技術がどうこうでも上手い下手でもないわけです。それに対して人が評価をするなんて、、、変です。
でも同時に、あんまり「アート」ということばは使わないようにしようとも思いました。
「これはなんや」と聞かれたら、「そうですねぇ、ピンクの大きな大きな人形ですかねぇ」くらいのほうがまだおじちゃんと話が続けられる気がしています。
*
じゃぁ、アーティストって何でしょうか。
わたしはグラフィックデザインをしたり、たまに手袋で人形をつくったりしてるのですが、コツコツと毎日しているのでも 展覧会をするのでも、それで食べていきたいとも思っていません。もちろん好きなことです。だけど、何かを作っているからアーティストだ!と思っていません。むしろ " THE 作品" をつくっていなくても「何してるんですか?」と聞かれたら「アーティストです」と答えると思います。
自分の感情をカタチにする。カタチは絵でもいいし、ことばでも、音でも、場所でもいい。
なにか、自分が表現したいんだって思ったことに対して真剣に向き合う人をアーティストっていうのかなぁと思います。
わたし、目指してるんだと思います、そんなカッコイイ生き方を。
だからアートと同じで、専門の知識があーだこーだじゃなくて、みんな、アーティストになりえるわけです。何度もいいますが特別なものじゃない。
最近、もっともっとアートを身近にできたらいいなぁーと思います。
小学生のこどもたち向けにアートクラスを開いたり、絵画教室で講師をしていたりしているわけですが、来年からはもう少し踏み込んで、もっともっと自分の思うカタチづくりをしようと構想を練っている今日この頃です。またここに書かせてもらいます!
今日から寒くなるみたいですね。温かくしてください○
Seeya!
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